S3使用構築 きゅーぱんクマさん【最高1951最終1860ぐらい】
今期も2000に載せられなかったリバーと申す者です。
今シーズンは様々な霰パを試しながら潜っていましたが、思うように勝てずこのような残念な結果に終わってしまい煮えきらない思いです。
自分への戒めと、霰パの発展を願って今回は記事を書かせていただきます。
〜構築の経緯〜
まず、キュウコンツンベアーを軸に捉えましたがツンベアーの選出範囲が狭すぎたため、霰の選出機会を増やすためにRサンドパンを採用しました。
次に、裏選出の要となれて霰の苦手なトリル展開やカバ軸に強いポイヒガッサを採用しました。
そして、霰エースの微妙に足りない火力を補えるステロ撒き・ポイヒガッサのSサポート役として、ミミッキュの展開も咎められる襷ドリュウズを採用しました。
最後に受けを崩せて霰と一緒に出しても強い剣舞メガリザードンXを採用して構築が完成しました。
〜個別解説〜
Rキュウコン@冷たい岩
臆病 雪降らし
149(4)-×-101(44)-133(252)-121(4)-170(204)
HB テクニガッサのマッパ2耐え
S 最速ガブリアス抜き
C ぶっぱ
吹雪/凍える風/アンコール/オーロラベール
冷凍ビーム→吹雪となった所以外は前期と一緒の個体。耐久を落として負けた試合より火力のおかげで勝てた試合の方が多かったのでこれでいいと思いました。今期から初手キュウコン以外の読みをされることも多く発生したので、展開できそうなら素直に初手に置くようにしていました。高いSからS操作できるのでポイヒガッサとも相性がよかったです。
Rサンドパン@命の珠
陽気 雪かき
149-152(252)-141(4)-×-85-128(252)
H 10n-1
AS ぶっぱ
前期と一緒の個体。ステロを撒きやすいので岩雪崩はアイアンヘッドに戻しました。いつも通り氷地面鋼の攻撃範囲はとても強かったです。あとA20ぐらい下さい。
ツンベアー@格闘Z
意地っ張り 雪かき
171(4)-200(252)-100-×-100-102(252)
AS ぶっぱ
氷柱落とし/馬鹿力/アクアジェット/剣の舞
構築の圧倒的エース。サンドパンに使い慣れてるとこのポケモンの火力に思わず濡れてしまう。霰で処理が難しかったポリゴン2・テッカグヤ・ブラッキー・バシャーモ・ウルガモスなどに対して強い。サンドパンと合わせて霰の出せる範囲を大きく広げることができました。しかしとても遅いのでスカーフ持ちには大体抜かれてしまうのが厳しかったです。あと氷柱落としは当たらないし怯まないので冷凍パンチに変えた方がいいかもしれません。
キノガッサ@毒々玉
陽気 ポイズンヒール
155(156)-150-113(100)-×-80-134(252)
有名なアレ
岩石封じ/気合いパンチ/身代わり/きのこの胞子
最近めっきり見なくなったポイヒガッサ。トリル構築やカバルドンに強い駒として採用しました。霰を出さない時は基本的にこのポケモンを通すルートを取ります。フィールドを貼られても身代わり連打で誤魔化せるので7世代に入ってもそこまで使いづらさは感じませんでした。
ドリュウズ@気合の襷
陽気 型破り
185-187(252)-81(4)-×-85-154(252)
AS ぶっぱ
ステロ枠。厄介なミミッキュ展開に強めなところを評価して採用しました。ガッサがいるので襷が読まれづらいのも良かったです。選出率は1位です。
陽気 猛火→硬い爪
153-182(252)-132(4)-×-105-167(252)
AS ぶっぱ
ニトロチャージ/ドラゴンクロー/雷パンチ/剣の舞
変な構成のメガリザX。崩したい構築を意識した結果このような構成になりました。霰と相性がよく、選出率も高かったのですが崩しを意識し過ぎたせいでなかなか使いづらかったのでこの枠は要検討です。これ以上のポケモンが見つからないので誰か意見下さい><
〜選出〜
霰選出6割ぐらいポイヒガッサ4割ぐらい
基本選出。@1はステロを撒きたい時はドリュウズ、そうでない時はリザードンXかドリュウズの刺さってる方を出しました。稀にガッサも出しました。
ポイヒガッサの選出
基本的には上二つですが相手に合わせて変な選出をすることもあります。
〜きつかった相手〜
めざ炎やめて><
リザードン以外全部出し負けになります。大体裏にリザードン受けがいるのできついです。
★スカーフ勢
この構築1貫取られやす過ぎてつらいです。
複数回行動を許してしまうのでかなりめんどくさいです。怯ませたいポケモンNo.1
リザードンXがニトチャしかできません
〜まとめ〜
好きなポケモンが多く使ってて楽しい構築でした。ただやはり2000には届かず悔しいです。来季からメガバシャーモやメガヘラクロスといった死ぬほどきついポケモンがやって来ますがめげずに霰で頑張ろうと思います。
今期対戦して下さった皆さんありがとうございました!
↑かわいい
S2使用構築 武者霰
S2お疲れ様でした。
結局今シーズンも性懲りなく霰パで潜っていましたが、最高レート1950となかなか煮え切らない結果となってしまいました。
霰パに興味がある人の参考に少しでもなれば、ということで構築を紹介させていただきます。
〜構築の経緯〜
キュウコンサンドパンの足りない火力をゴツメ+先制技でサポートできるゴツメグソクムシャから構築をスタートしました。
まず、霰パと相性がよくカバリザにも強いメガボーマンダを採用しました。
次に、受けの崩しと構築単位で重い高速アタッカー・積みアタッカーにある程度誤魔化せる化身ボルトロスを採用しました。
最後に、ここまでで重いテテフやミミッキュに強くお掃除役も務められるスカーフドリュウズを採用し構築が完成しました。
〜個別解説〜
Rキュウコン@冷たい岩
臆病 雪降らし
149(4)-×-101(44)-133(252)-121(4)-170(204)
HB テクニガッサのマッパ2耐え
S 最速ガブリアス抜き
C ぶっぱ
冷凍ビーム・凍える風・アンコール・オーロラベール
最低限の耐久を持たせながらCを伸ばしたキュウコン。冷凍ビームはカバルドンに天候を取られても安定して打てる打点として採用。様々な霰要因がバンク解禁で増えましたが、なんだかんだ一番優秀なのはキュウコンでした。技構成は色々試しましたが、霰パならこれが一番使いやすいのかな〜と思います。氷打点は吹雪・冷凍ビーム・フリーズドライとの中でどれが優秀かはまだ見極められていません。
基本的に初手には置きませんが、ガルーラやメタグロスにゴツメを当てるための接触技を誘発したり、初手カバルドンが読める時に強引に削ったりするために初手に置くことも少なくはありませんでした。
Rサンドパン@命の珠
陽気 雪かき
149-152(252)-141(4)-×-85-128(252)
H 10n-1
A ぶっぱ
S 特化(雪かき時最速スカーフガブリアス抜き抜き抜き)
氷柱張り・岩雪崩・地震・剣の舞
アイへを切った霰エース。岩雪崩を持つことでパルガモスやパルリザX等の並びに強くなりました。こいつで数え切れないほどのウルガモスを轢き殺しました。アイへを打ちたい相手はサンドパンの目の前にあまり出てこないので、アイへを切ったことはあまり気になりませんでした。等倍火力が低くなってしまいましたがそれ以上に利点が多かったです。
グソクムシャ@ゴツメ
意地っ張り 危機回避
181(244)-176(116)-171(148)-×-110-60
HB 意地ガブリアスの逆鱗二耐え
A 余り
ぼくはこのポケモンかっこよくて好き。霰パにおいて重いガルーラやメタグロスをゴツメと先制技で削りサンドパンの圏内に押し込みます。体力が減った後も高威力先制技により腐りづらいのが強かったです。脱出ボタン役も務められるのは優秀でした。起点にならないために岩石封じを採用し、バシャーモやガモスに通るアクアジェットを採用しました。HAベースで適当に調整しましたが、HAぶっぱでもいい気がします。
無邪気 威嚇→スカイスキン
170-175(76)-150-170(236)-99-181(196)
A 捨て身で無振りメガリザードンYが高乱数1発
S 最速メガルカリオ抜き
C なるべく伸ばす
流星群・ハイパーボイス・火炎放射・捨て身タックル
霰パと相性のいい両刀ボーマンダ。調整は昔バンドリと一緒に入れてた奴を流用しました。ほぼ確実に初手にルカリオやリザードン等のキュウコンに仕事をさせないポケモンに合わせて出すので初手率はとても高かったです。カバルドンやゲッコウガが重かったので身代わり竜舞でもいいかもしれません。
ボルトロス@格闘Z
穏やか 悪戯心
184(244)-×-106(124)-145-129(140)-131
HD 硬い
10万V・気合玉・悪巧み・電磁波
前世代の遺物HDボルトロス。これも昔のオボンボルトの流用です。ここまでで重い耐久ポケモンを崩す枠兼Z枠として採用しました。電磁波を採用することで強引に高速アタッカーを止めることもできます。キツイところを誤魔化せて強かったですが、Zによる洗礼をよく受けたので今の環境では結構キツイように感じました。要検討枠です。
陽気 型破り
185-187(252)-81(4)-×-85-154(252)
A ぶっぱ
B 余り
S 特化
テテフミミッキュコケコに強い地面枠。単純に環境がミミッキュテテフだらけで強かったです。ただとても起点にされやすいのは難しかった印象です。ステロは撒きたい時が多かったので採用しましたが、耐久に通る一撃技でも良かったかも知れません。
〜選出〜
霰選出7〜8割ぐらい
霰パが通る場合の基本選出
@1は刺さってるポケモンを出します。
ガルーラスタン、グロススタンへの選出
キュウコンを初手において霰ダメージを稼ぎます
霰が通らない時の選出
相手の選出をよく考えて3体選びます
対受けループの選出
〜きつかった並びとかポケモン〜
ステロが4体にグサッと。この構築最大の欠陥。
1体生贄に捧げてからのバトル
★カバリザ
リザードンがどっちでもつらいです。相当ヤバイ択を何回か通さないと勝てませんでした。
グソクムシャのお陰で多少マシになりましたがキツイものはキツイのです。
(瞬足)(バトンタッチで差をつけろ)
★壁構築
コケコで壁貼ってくるやつに勝てません。
★ガッサルカリオ
131.5%〜155.7%
182.5%〜220.1%
〜まとめ〜
使い始めた頃はテテフパルガモスやグロスランドなどが流行っていて霰パがよく刺さっていましたが、時間が経つにつれステロだらけの環境になってしまい、このPTの欠陥がもろに出てしまいました。もっとキュウコンを活かせられたらなあ...
来シーズンこそは霰で結果を残せるように頑張ります。
【ポケモンSM S1最高2020】純正霰パ
リバーと申す者です。
ポケモンSMシーズン1において2000を超えることが出来た思い出として記事を残そうと思います。
初めて記事を書くので拙いところが多々あるかと思いますがご容赦頂けると幸いです。
〜霰パを使おうと思った経緯〜
前世代から砂パを好んで使っていて、今作も使おうと思っていいたのですが、バンク解禁前の今では十分に戦えないと感じ、似たような動きが出来る霰パを使って戦っていこうと考えました。
〜構築のコンセプト〜
Rキュウコンに仕事をさせないポケモン(ハッサム・コケコ・ルカリオ等)が初手にほぼ確実に出てくるので、それに合わせて出し勝って、出てくる裏の受けポケモン(ポリゴン2・テッカグヤ等)を起点に霰を展開し、Rサンドパンで全抜きを目指します。
初手からベール展開できそうならRキュウコンから出します。(しかしそんなPTはほとんど存在しませんでした。)
〜個別解説〜
Rキュウコン@冷たい岩
特性:ゆきふらし
179(244)-×-97(12)-101-120-177(252):臆病
技構成
吹雪/絶対零度/アンコール(吠える)/オーロラベール
すごくえっちな霰展開要員。調整は適当にHSに振っただけなのでいい調整があったら教えていただきたいです...。持ち物は霰ターンを伸ばしたい時が多かったので冷たい岩にしました。
天候要員としては非常にSが早く、何かしらの仕事を果たしやすかったです。サンドパンがいなくともよく選出していました。
技は、まずオーロラベールは確定。攻撃技として最も威力が高く、テッカグヤの身代わりなども崩せる吹雪を採用しました。オーロラベール及び霰のターンを稼がれないため、3割の勝ち筋を作れる絶対零度も採用しました。残り1枠は非常に強い技であるアンコールと、オニゴーリや積み展開に強くなれる吠えるとを、入れ替えて使っていたがどちらも欲しい場面が多く最後まで決めることができませんでした。
Rサンドパン@命の珠
特性:ゆきかき
151(4)-167(252)-140-×-85-117(252):意地っ張り
技構成
きゅーてぃくるな霰エース。調整は火力なさ過ぎる上に天候エースとしてSも落とせないためASぶっぱにしました。これでもスカガブに縛られてます。持ち物は火力の底上げ(主に地震)ができる命の珠としました。
想像以上に弱くなかったです(強いとは言っていない)。等倍範囲がとても広く、連続技、怯み技も持ち合わせており、舞ってしまえば全抜きは難しいことではありませんでした。地味に高い物理耐久が優秀でした。
技構成はテンプレの通りです。後述の鉢巻ガブリアスの炎の牙+剣舞氷柱落としでHBテッカグヤが落とせるので氷柱落としを採用していた時期もありました。結局連続技が欲しいことが多々あったためつららばりに落ち着きました。
ガブリアス@拘り鉢巻
特性:鮫肌
183-200(252)-116(4)-×-105-154(252):意地っ張り
技構成
逆鱗/地震/炎の牙/毒づき
初手で出し勝っていくポケモン。調整はAD振りのを使っていましたが、ミミッキュやガルーラに上を取られるのが弱いと感じたため終盤AS振りに変更しました。
この構築のMVP。出し勝った後に出てくるテッカグヤやポリゴン2、ギャラドスなどを大きく疲弊させて裏のサンドパンの通りをよくしてくれました。このPTの中で唯一ガルーラとまともにやりあえるポケモンなので重宝しました。
毒づきは一切打たなかったので瓦割り、ストーンエッジ、岩石封じなどに変えた方がいいと思いました。
デンジュモク@デンキZ
特性:ビーストブースト
159(4)-×-92(4)-214(164)-102(84)-148(252):臆病
技構成
10万ボルト/エナジーボール/めざめるパワー(氷)/蛍火
上記の3体では無理なテッカグヤポリ2などの受け思考の並びを早急に崩せ汎用性を欠きにくい駒として採用しました。調整はコケコのシャインを2回耐え、Z10万でH振りのメガハッサムが落ちるライン。
地面枠が霰で牽制されているため非常に動きやすく、電気の通るPTには積極的に選出しました。前までZ催眠を使っていましたが、火力が欲しい場面が多く、3ウェポンデンキZにしたところ動きやすくなりました。ガルーラを上から叩けるようになるエレキフィールドも欲しい場面が多かったのですが、どの技もなかなか切り辛かったです。
特性:威嚇→型破り
(メガ前)171(4)-177(252)-99-×-120-146(252):陽気
技構成
滝登り/噛み砕く/龍の舞/挑発
ミミッキュ、マンムー、パルシェンが重く感じたので採用しました。調整は本来は耐久に振るべきであると思うのですが育成が面倒で結局このまま使っていました。
相手のPTにミミッキュが見えていたら大体選出していました。霰選出にも裏選出にも組み込みやすく選出率は割と高めでした。この構築の重いポケモンを一手に担っているので過労死しやすいところが気になりました。が、シーズン終盤に滝登り怯みで三試合ぐらい勝ち筋を拾ってくれたので一番感謝しています。
技構成は噛み砕くを地震に変えたいと思っていましたが、噛み砕くであったため勝った試合も多く、最後まで悩み続けていました。
カプ・テテフ@拘りスカーフ
特性:サイコメイカー
145-×-96(4)-200(252)-135-147(252):控えめ
技構成
サイコキネシス/ムーンフォース/10万ボルト/めざめるパワー(炎)
舞ったギャラドスのストッパー兼抜きエースとして雑に採用しました。
サイコフィールドが先制技に弱いこの構築と相性が非常によく、単体性能もかなり高かったため雑に採用した割には大活躍してくれました。PT単位で重いポリゴン2に対して押していけるのも優秀です。やはり上から眼鏡ラティオスの火力を押し付けるのはおぞましいですね...
〜基本選出〜
一番多かった選出。ガブリアスで出し勝って裏の受けを崩して霰を通していきます。初手の技選択が勝負です。
物理に薄いPTに対して選出しました。相手に起点にされないことを意識しながら立ち回ればこの選出の時はほとんど負けませんでした。
裏選出。RキュウコンRサンドパンが出せなさそうな時に四体から選んで選出します。デンジュモクは殆ど選出していた印象です。
この他にも雨に対してRキュウコンをピンで持ってきたりデンジュモク+霰なども状況によっては選出することもありました。
〜苦手な構築やポケモン〜
霰が出せない時のミミッキュ
ガルーラスタン
トリル展開
風船持ちの鋼タイプ
スカーフガブリアス
カプ・ブルル+鋼
✝︎雪がくれマンムー✝︎
〜感想〜
最初はアローラサンドパンのA100S65というエースとして余りにも足りなさ過ぎる数値を見て、霰パはレート環境ではダメやろなあ...と思っていましたが、共に戦って行くうちにサンドパンの強さ、そして己の思考の弱点を1つ1つ見つけていくことができました。気がつけば霰パでレート2000にまで登り詰めることができました。新しい戦術で少しながら結果を残せたのは嬉しく思いました。来シーズンからはツンベアーという新しいエースも来るので、今後の霰パの展開も面白そうです。
ーお礼ー
夢ロコンを譲っていただいた ずみさん
理想夢サンドを譲っていただいた ラジオさん
シーズン1対戦して下さった皆さん
ありがとうございました!
来シーズンからは黙って砂パを使う予定です。
来シーズンも全力で戦いたいと思います。
最後まで駄文に付き添っていただきありがとうございました。