【ポケモンSM S1最高2020】純正霰パ
リバーと申す者です。
ポケモンSMシーズン1において2000を超えることが出来た思い出として記事を残そうと思います。
初めて記事を書くので拙いところが多々あるかと思いますがご容赦頂けると幸いです。
〜霰パを使おうと思った経緯〜
前世代から砂パを好んで使っていて、今作も使おうと思っていいたのですが、バンク解禁前の今では十分に戦えないと感じ、似たような動きが出来る霰パを使って戦っていこうと考えました。
〜構築のコンセプト〜
Rキュウコンに仕事をさせないポケモン(ハッサム・コケコ・ルカリオ等)が初手にほぼ確実に出てくるので、それに合わせて出し勝って、出てくる裏の受けポケモン(ポリゴン2・テッカグヤ等)を起点に霰を展開し、Rサンドパンで全抜きを目指します。
初手からベール展開できそうならRキュウコンから出します。(しかしそんなPTはほとんど存在しませんでした。)
〜個別解説〜
Rキュウコン@冷たい岩
特性:ゆきふらし
179(244)-×-97(12)-101-120-177(252):臆病
技構成
吹雪/絶対零度/アンコール(吠える)/オーロラベール
すごくえっちな霰展開要員。調整は適当にHSに振っただけなのでいい調整があったら教えていただきたいです...。持ち物は霰ターンを伸ばしたい時が多かったので冷たい岩にしました。
天候要員としては非常にSが早く、何かしらの仕事を果たしやすかったです。サンドパンがいなくともよく選出していました。
技は、まずオーロラベールは確定。攻撃技として最も威力が高く、テッカグヤの身代わりなども崩せる吹雪を採用しました。オーロラベール及び霰のターンを稼がれないため、3割の勝ち筋を作れる絶対零度も採用しました。残り1枠は非常に強い技であるアンコールと、オニゴーリや積み展開に強くなれる吠えるとを、入れ替えて使っていたがどちらも欲しい場面が多く最後まで決めることができませんでした。
Rサンドパン@命の珠
特性:ゆきかき
151(4)-167(252)-140-×-85-117(252):意地っ張り
技構成
きゅーてぃくるな霰エース。調整は火力なさ過ぎる上に天候エースとしてSも落とせないためASぶっぱにしました。これでもスカガブに縛られてます。持ち物は火力の底上げ(主に地震)ができる命の珠としました。
想像以上に弱くなかったです(強いとは言っていない)。等倍範囲がとても広く、連続技、怯み技も持ち合わせており、舞ってしまえば全抜きは難しいことではありませんでした。地味に高い物理耐久が優秀でした。
技構成はテンプレの通りです。後述の鉢巻ガブリアスの炎の牙+剣舞氷柱落としでHBテッカグヤが落とせるので氷柱落としを採用していた時期もありました。結局連続技が欲しいことが多々あったためつららばりに落ち着きました。
ガブリアス@拘り鉢巻
特性:鮫肌
183-200(252)-116(4)-×-105-154(252):意地っ張り
技構成
逆鱗/地震/炎の牙/毒づき
初手で出し勝っていくポケモン。調整はAD振りのを使っていましたが、ミミッキュやガルーラに上を取られるのが弱いと感じたため終盤AS振りに変更しました。
この構築のMVP。出し勝った後に出てくるテッカグヤやポリゴン2、ギャラドスなどを大きく疲弊させて裏のサンドパンの通りをよくしてくれました。このPTの中で唯一ガルーラとまともにやりあえるポケモンなので重宝しました。
毒づきは一切打たなかったので瓦割り、ストーンエッジ、岩石封じなどに変えた方がいいと思いました。
デンジュモク@デンキZ
特性:ビーストブースト
159(4)-×-92(4)-214(164)-102(84)-148(252):臆病
技構成
10万ボルト/エナジーボール/めざめるパワー(氷)/蛍火
上記の3体では無理なテッカグヤポリ2などの受け思考の並びを早急に崩せ汎用性を欠きにくい駒として採用しました。調整はコケコのシャインを2回耐え、Z10万でH振りのメガハッサムが落ちるライン。
地面枠が霰で牽制されているため非常に動きやすく、電気の通るPTには積極的に選出しました。前までZ催眠を使っていましたが、火力が欲しい場面が多く、3ウェポンデンキZにしたところ動きやすくなりました。ガルーラを上から叩けるようになるエレキフィールドも欲しい場面が多かったのですが、どの技もなかなか切り辛かったです。
特性:威嚇→型破り
(メガ前)171(4)-177(252)-99-×-120-146(252):陽気
技構成
滝登り/噛み砕く/龍の舞/挑発
ミミッキュ、マンムー、パルシェンが重く感じたので採用しました。調整は本来は耐久に振るべきであると思うのですが育成が面倒で結局このまま使っていました。
相手のPTにミミッキュが見えていたら大体選出していました。霰選出にも裏選出にも組み込みやすく選出率は割と高めでした。この構築の重いポケモンを一手に担っているので過労死しやすいところが気になりました。が、シーズン終盤に滝登り怯みで三試合ぐらい勝ち筋を拾ってくれたので一番感謝しています。
技構成は噛み砕くを地震に変えたいと思っていましたが、噛み砕くであったため勝った試合も多く、最後まで悩み続けていました。
カプ・テテフ@拘りスカーフ
特性:サイコメイカー
145-×-96(4)-200(252)-135-147(252):控えめ
技構成
サイコキネシス/ムーンフォース/10万ボルト/めざめるパワー(炎)
舞ったギャラドスのストッパー兼抜きエースとして雑に採用しました。
サイコフィールドが先制技に弱いこの構築と相性が非常によく、単体性能もかなり高かったため雑に採用した割には大活躍してくれました。PT単位で重いポリゴン2に対して押していけるのも優秀です。やはり上から眼鏡ラティオスの火力を押し付けるのはおぞましいですね...
〜基本選出〜
一番多かった選出。ガブリアスで出し勝って裏の受けを崩して霰を通していきます。初手の技選択が勝負です。
物理に薄いPTに対して選出しました。相手に起点にされないことを意識しながら立ち回ればこの選出の時はほとんど負けませんでした。
裏選出。RキュウコンRサンドパンが出せなさそうな時に四体から選んで選出します。デンジュモクは殆ど選出していた印象です。
この他にも雨に対してRキュウコンをピンで持ってきたりデンジュモク+霰なども状況によっては選出することもありました。
〜苦手な構築やポケモン〜
霰が出せない時のミミッキュ
ガルーラスタン
トリル展開
風船持ちの鋼タイプ
スカーフガブリアス
カプ・ブルル+鋼
✝︎雪がくれマンムー✝︎
〜感想〜
最初はアローラサンドパンのA100S65というエースとして余りにも足りなさ過ぎる数値を見て、霰パはレート環境ではダメやろなあ...と思っていましたが、共に戦って行くうちにサンドパンの強さ、そして己の思考の弱点を1つ1つ見つけていくことができました。気がつけば霰パでレート2000にまで登り詰めることができました。新しい戦術で少しながら結果を残せたのは嬉しく思いました。来シーズンからはツンベアーという新しいエースも来るので、今後の霰パの展開も面白そうです。
ーお礼ー
夢ロコンを譲っていただいた ずみさん
理想夢サンドを譲っていただいた ラジオさん
シーズン1対戦して下さった皆さん
ありがとうございました!
来シーズンからは黙って砂パを使う予定です。
来シーズンも全力で戦いたいと思います。
最後まで駄文に付き添っていただきありがとうございました。